こんにちは。西山なおこです。
今日は、HSPさんの子ども時代、親によく言われてたなぁ…
あるいは、我が子につい言ってしまってるかなぁ…ってことについて、大事だなぁと思うことをお伝えします。
それは、「レッテルはどんどん強化され..る」って話です。
子どもの頃に、こんなこと、言われたことはありませんか?
「うちの子は、どうも○○で。」
例えば、すれ違った近所の人に、たった一言「こんにちは」が言えなくて、親の後ろに隠れて、もじもじしてしまった後とか、入学式など特別な場面でドキドキしすぎて、とっぴょうしもないことをしてしまった後とか。
我が子に対して、親は、けっこう、こんなことを言いがちです。
「もっと、ハキハキしないと、〇〇ちゃんみたいに。」
「どうしちゃったの? お母さんはずかしかったわよ。」
そんなとき、ますます何にも言えないけれど、
(自分ってダメだな…お母さんをがっかりさせた)
(〇〇ちゃんの方が、お母さんは好きなんだ)って、自分を責めてしまったりする。
こんなことが繰り返される中で、ますます、
「人前で固くなる自分」が強化され、
そのうち、「内弁慶」「人見知り」なんて悪評価のレッテルが一つ貼られると
敏感に察知、自分でも念入りに貼りつけていきます。
子ども時代は、親の評価=自分の評価
と思い込んでしまいますよね。
私にもいっぱい経験があります。
「あなたは、過敏だからね。」→ (過敏なんだ…ビクビクしてしまうんだ)
「一度言い出したら、聞かないからね。」→ (一度言い出したら聞かないんだ…がんこな子?)
子ども時代は、最も自分に接してくれる人の言葉が「真実」と、すべて真に受けてしまいます。
センサーの高いHSPさんは、親の感情も読み取ってしまうから、
かなり凹んでしまいます。
そして、子どものうちは、なかなかこの壁を越えられないで結構 ツライ思いをする場合が多いというデータもあります。
そのうち、気の合う友だちができ、
社会に出て人との繋がりが深まってくるうちに、
(何だ…みんないろいろ悩みがあるんだな、自分だけじゃないんだ)
(話してみたら、大したことなかったな)
なんて「解放」されていくことは多いですけど。
でもですね、このトンネルが長すぎて、暗い、辛い、寂しい…。
ふとした時に、チクリチクリと傷ついた「自信の無さ」が顔を出してくる。
子ども時代の、親の評価は、絶大。結構、後々まで響きます。
なので、
もし、あなたが子育て中のママやパパだとしたら、
子供の『よさ』を見つけて、自信を育ててください。
何か、うまくできないで困っているなと思えたら、
「大丈夫。気にすることないよ。」
「時期が来れば、いいようになるよ。」
と声に出し、目を見て、頭を 撫でてあげてくださいね。
親が子どもに出来る、『最高のギフト』だと思います。
子どもは、安心して伸び伸びチャレンジしていけること、間違いなし!
兄弟姉妹やお友だちと比べることは、
100害あって1利なし、
ですね。
なので、
『レッテルは強化される』から怖い。
でも逆に、良いレッテルも強化されるから、
「母さんは知ってるよ。」「分かってるよ。」とそっと励ましてあげてください。
Comments